婚活で「ストライクゾーンがすごく広い」は錯覚です

2022年もいよいよ大詰め。

街はクリスマスのイルミネーションできらきらライトアップされ、仕事も忙しくなりつつもどこか心が弾みますよね。

ワールドカップも惜しくも日本敗退が決まり一区切り。なんとなく人恋しくなってくる季節。

未接種のお相手を探して、ノーワク街コンやアプリ、相談所でこれから婚活を始めようとされる方もたくさんおられることでしょう。

 

ここで質問です。

あなたはお相手になる方にどんな条件を持っていますか?

年齢はこれくらいまで、太っている、痩せている、身長は、年収は。。

いろいろリクエストがありすぎて調整が必要な方もおられます。確かにハードな婚活でさらに要望が多くなると出会える確率はどんどん小さくなってしまいますね。

しかし反対に「自分はあまり条件ってなくて。ストライクゾーンは広い方です」という方もおられます。

一見とても融通が利いて成婚可能性が大きいような気分がしますね。

 

でもこれが要注意なんですね。

 

要望があまりない、ということで「ではこの方は?」と聞くと「あれ、考えていなかったけれど⚪︎⚪︎なのはちょっと違うな」とか「やっぱり××の趣味が合わないと生活していくのは厳しいかも」となかなかお見合いや交際に進めないということが起きてきます。

 

これはどういうことかというと、他の方と同じように本当はいろいろと条件があるんだけれど、洗い出して明確化していないために「なんとなくストライクゾーンが広いような気分」になってしまっているんですね。

このままの状態で婚活を進めていると「門戸を広げているはずなのになぜかいい方に会えない」という状態が続いていってしまいます。

 

仲人さん、カウンセラーさんがいる相談所ならよくある相談事例です。こういう時は自分だけで無理ならできるだけ早く客観的に見てくれる人と一緒にお相手像の明確化の作業に取り組みましょう。

自分でも意外なことに条件が多かったことに気づくかもしれません。

でも最初に自分がそういう要望を持っているんだ、ということを自覚しておくことはとても重要です。

婚活を進めていって思うようにいかないな、と振り返り、条件の見直しをして再度トライしてみる。このPDCAをきちんと回して起動修正をしながら進めていくことが成婚への近道なんですね。

 

全国の「成婚者数」➗「会員数」からすると、結婚相談所業界全体で成功率は10%程度と言われています。

これに未接種であることを加えると、未接種婚活の条件はかなり厳しいものになることは言うまでもありません。貴重な時間を有効に使って成婚に近づくためにも、自分が譲れない条件と手放してもいい条件をしっかり見極めることが大切です。

そして、想定外なところにも以外にチャンスがあったりもするものですから「食わず嫌い」も損です。

ゆとりを持った広い視点で自分やお相手候補を見極めていきましょう。