緊張した時の癖あれこれ

みなさんは緊張した時、いつもの自分と違う振る舞いになったりしますか?

お見合いや仮交際開始まもないデートなど、緊張でぎこちなくなってしまう方もおられるでしょう。いつもの自分が出せず、うまくアピールできなかったな、という気持ちになることも。

 

さて緊張した時の様子というのは十人十色けっこうなバリエーションがあります。

女性の場合は、小声になる、伏し目がちになる、萎縮して硬くなる、などわりと分かりやすく共通しているのですが、男性の場合は私の経験からでもかなりみなさん差があると感じています。

硬くなる以外のパターンを見ていきましょう。

 

まず、いつもより饒舌になる人。

とにかくしゃべるしゃべるしゃべる。ちょっとしたお天気の話から最近の身の回りのことまで話がとまりません。

多分沈黙が怖くて、ご自分でも次どうしようかと焦りつつ混乱しつつ話されているのでしょうが、こういう状態だと言わなくてもいいことを思わず口走ってしまい、せっかくの頑張りが空回りしかねません。

 

次に、ちょっと自分を大きく見せて尊大な人。

少しでも実績や立場をよく見せたい、興味を持ってほしい、もしくはアドバンテージを取りたいという思いからか、少し自分を大きく見せるような言動に走る方。よく見ているとわかるのですが、数字や期間を盛ったり、こんな人と知り合いだよ、とアピールして興味を引こうとしてしまいがちです。

落ち着いている時はきっとそれほどでもないんでしょうが、努力にもかかわらず偉そうな人、という評価になったりしてこれもあとから落ち込んだりしそうです。

 

また、ハイペースでお酒を飲む人。

見ている前でお酒をすごいペースで飲む方もおられますよね。よほど緊張されているのかしら、と申し訳なくなったりもしますが、ちょっとこの方いつもこんな調子なのかな?と飲めない方が相手だとそう思われてしまうかもしれません。ただ、飲めば飲むほど冷静な判断能力が失われていくので、こちらも「あんなこと言うつもりじゃなかったのにな」ということになりかねません。

 

どれも見ようによってはちょっと微笑ましいような照れの表れです。

そもそも緊張するのは自分の実力以上に自分をよく見せたい、気に入ってもらいたいという承認欲求のなせるワザですよね。言うは易しと思われるかもしれませんが、やはり通常運転の自分を見せ、あまり疲れるようなら早めにその場を切り上げるのもテですよ。

短い時間の積み重ねで、無理なく親近感を育んでいくのがオススメです。