婚活女性の皆さんこんにちは。
お見合いや交際の中で、女性は自分のことをいろいろ話すのがわりと好きですよね。
好きな音楽、趣味、ちょっとなんちゃってな過去の話までいろんな自分を分かってもらいたい。男性に比べて自己開示が得意なのは女性の方だと言ってもいいでしょう。
そんな女性は心を許せる相手だと、気前よくいろいろ話してしまいたくなるものです。
でもちょっと待ってみましょう。
男性は好意を持っている女性のことをどのように見る、いえ、見たがっているのでしょうか。
昔、「アイドルは汗もかかない、トイレにもいかない」と本気で信じていた男性がいたという嘘のような話を聞いたことがありますが、わりと男性は好きな相手を偶像化する傾向があります。
心を許した好意のある女性でも、女性の与り知らぬところでその女性のこれまでのことを彼なりのイメージで空想しているものです。
つまり男性は「彼女のストーリー」に思いを馳せて楽しみながら想いを育んでいくことが多いのです。
たとえばある素敵な女性がいる。会話の途中で「私、シングルマザーなんですよ」という言葉を聞くと、
彼の脳裏には彼女が仕事終わりに急いで帰って子供に食事を作る様子や、脚立につま先立ちで蛍光灯を交換する映像が流れたりするんです。
そして自分が何かしてあげたいな、してあげられることは何だろう、と考える。
そして言葉にあらわされていない部分を自分の想像で埋め、その部分で彼女への想いを育てていくことを楽しむでしょう。この余地を与えてもらいたいものなんです。
好きな彼と話す時にはむしろ引き算の感覚がいいですよね。
会話の中に彼に自分の物語を想像させる余白と余韻を残しておいてください。
余計なことを喋りすぎてせっかくのいいイメージを壊してしまうのはあまり得策ではありませんね(笑)
いろんな自分はおつきあいが深まる中でゆっくりと知っていってもらえばいいのですから。